OPatch チェックの実行

このオプションを使用すると、スキャンエンジンで Oracle インスタンスにインストール済みのすべてのパッチのリストを取得できます。

重要 - Unix ホスト上で OPatch チェックを実行するには、Oracle 認証と Unix 認証の両方が必要になります。

Oracle レコード

Oracle レコードの「Unix」タブで「Perform OPatch check」を選択し、Oracle インストールについての詳細を入力します。すべてのフィールドが必須で、最大で 255 文字の入力が可能です。

次の特殊文字は使用できません。; & | # % ? ! * ` ( ) [ ] ” ’ > < = ^ \

パッチのカスタムインベントリがある場合は、invPtrLoc パラメータに oraInst.loc ファイルのある場所を入力できます。

Unix レコード

Unix レコードには、Oracle レコードと同じ IP アドレスが含まれている必要があります。Unix レコード内のユーザアカウントには、Oracle データベースの読み取り/書き込みアクセス権も含めた、「opatch lsinventory」コマンドに対する完全なアクセス権が付与されている必要があります。

動作方法

スキャンエンジンはまず OPatch バイナリを検出し、次に「opatch lsinventory」コマンドを実行します。このコマンドは、インストールされている製品および暫定パッチのリストを返します。これらは「QID 19614 Oracle OPatch インベントリレポート(Oracle OPatch Inventory Report)」でレポートされます。Oracle 検出では Opatch 方法を使用する場合と使用しない場合があります。すべての場合で、Oracle スキャンが成功するには、ホスト認証に加えてデータベース認証が必要です。

「Perform OPatch check」が選択されていない場合、スキャンエンジンは Oracle データベースでパッチ情報をチェックします。パッチのインストール後はデータベースでインストール後スクリプトを実行する必要がありますが、これは定期的に実行されるとは限らないため、データベース内の情報は正確な結果を返さない可能性があります。

 

クイックリンク

Oracle 認証の設定

Unix 認証の設定