CA PAM(Privileged Access Manager)Vault ソリューションを使用すると、パスワードおよびその他の機密情報を保存し、認証時にパスワードや情報を使用することが簡単にできます。
Vault を使用する方法 |
ここをクリックすると、各手順を順番に確認できます。スキャンする IP アドレスの追加、Scanner Appliance の設定、Vault と認証レコードの設定、オプションプロファイルの設定、スキャンの開始の各手順について説明しています。 |
Vault 資格情報 |
CA PAM Vault に対して次の資格情報を定義できます。 |
「URL」 - CA PAM Vault HTTP API にアクセスするための HTTP または HTTPS URL です。 |
「SSL Verify」 - 「SSL Verify」オプションがオフ(チェックを外す)になっていない限り、Qualys スキャナは、証明書が有効で信頼できることを確認するために Web サーバの SSL 証明書を検証します。証明書が周知の認証局(CA)によって発行されていない場合、または自己署名された証明書である場合は、このオプションをオフにして、SSL 検証を省略することが可能です。 |
「APIKey Name」 - CA PAM Vault HTTP API を呼び出すことができるユーザアカウントです。 |
「API Key」 - CA PAM Vault HTTP API を呼び出すことができるユーザアカウントのパスワードです。 |
認証レコード |
認証レコードで CA PAM Vault を選択し、これらの詳細を入力します。 |
「Vault Device Type」 - パスワードが保存されるデバイスのタイプです。「Device Name」または「Device Host」を選択します。 |
「Vault Device Name」 - Vault 設定で定義されたデバイス名を入力します。同じ命名規則を使用する複数のターゲットに一致させるために、1 つ以上の変数を使用できます。
${ip} // ターゲットの IP アドレス(10.20.30.40)。 ${ip_dash} // ドットの代わりにダッシュを使用したターゲットの IP アドレス(10-20-30-40)。 ${dnshost} // ターゲットの DNS ホスト名(host.domain)。 ${host} // ターゲットのホスト名(.domain の前にホスト)。 ${nbhost} // (Windows のみ)ターゲットの NetBIOS ホスト名(大文字、つまり HOST_ABC)。 |
「Vault Device Host」 - Vault 設定で定義されたホスト名を入力します。同じ命名規則を使用する複数のターゲットに一致させるために、1 つ以上の変数を使用できます。
${ip} // ターゲットの IP アドレス(10.20.30.40)。 ${ip_dash} // ドットの代わりにダッシュを使用したターゲットの IP アドレス(10-20-30-40)。 ${dnshost} // ターゲットの DNS ホスト名(host.domain)。 ${host} // ターゲットのホスト名(.domain の前にホスト)。 ${nbhost} // (Windows のみ)ターゲットの NetBIOS ホスト名(大文字、つまり HOST_ABC)。 |
「Vault App Name」 - 特定のデバイスにアクセスするために Vault 設定で定義されたアプリケーション名です。 |
同じ命名規則を使用する複数のターゲットに一致させるために、デバイス名またはデバイスホストを定義する際に 1 つ以上の変数を使用できます。スキャン時に、Vault ですでに定義されているホストに変数を一致させます。
CA PAM に、
centos6-10-50-60-70.foo.bar
host40-10-20-30-40
host80-10-50-60-70
host12-10-30-10-12 という 4 つのデバイスがあるとします。
次の設定を持つ 2 つのレコードを作成する必要があります。
レコード 1: ${dnshost}(centos6-10-50-60-70.foo.bar に一致)
レコード 2: ${host}-${ip_dash}(host40-10-20-30-40、host80-10-50-60-70、host12-10-30-10-12 に一致)