コンプライアンスポリシーやコンプライアンスレポートを表示した場合に、「RegSubKey not found」や「RegTopKey not found」という値が示されることがあります。「RegSubKey not found」はコントロールの評価に必要な特定のレジストリキーが存在しないことを示します。「RegTopKey not found」はレジストリキーのパスが存在しないことを示します。
コントロールでレジストリキーに期待値(無効なサービスなど)がある場合、レジストリキーに対して返された実際値に基づいてコントロールの合格または不合格が決まります。たとえば、期待値が無効なサービスの場合、データコンテンツフィールドのレジストリ値が「disabled」である場合にコントロールが合格します。また、特定の Null 状態に基づいても、コントロールの合格または不合格が決まります。例えば、サービスがまったくインストールされていない場合はどうなるでしょう。この場合でも、コントロールを合格させたいとします。レジストリキーが存在しない場合(RegSubKey)、またはレジストリジーのパスが存在しない場合(RegTopKey)に、コントロールが合格するようにコントロール値を設定できます。
次の画像は、RegSubKey および RegTopKey の値を示したレジストリエディターのウィンドウです。この例では、インストールされている Mozilla Firefox のバージョンは 3.6.3 です。RegSubKey の値は「CurrentVersion」で、RegTopKey の値は「HKLM\SOFTWARE\Mozilla\Mozilla Firefox」です。「Data」カラムのレジストリ値は、コントロールの期待値または実際値として表示される値になります。