コンサルタントレポートテンプレートの設定

コンサルタントは、顧客のニーズに限定したレポートを作成することができます。レポートにカスタムのカバーページを追加して、顧客とコンサルタントの連絡先情報やその他のサマリの詳細を表示できます。DOCX 形式のレポートを実行することで、内容を顧客の最も重要な詳細に絞ったレポートを編集できます。

コンサルタントレポートは、コンサルタントテンプレートを実行して作成します(コンサルタントのサブスクリプションでのみ使用可能)。

 

ここで、レポート対象のホストと、レポートに表示する内容について考えてみましょう。これらを決めるための近道は、基本的な考え方を振り返ってみることです。

レポート - 基本事項

 

既存のコンサルタントレポートテンプレートを使用すると手順が簡単になります。「Reports」->「Templates」を選択して、次を実行します。

1)使用するテンプレートを編集します。

2)コピーの保存をお勧めします(「Save As」をクリックします)。

3)レポートテンプレートの設定を行います。

「Reports」->「Templates」->「New」->「Consultant Template」を選択して、レポートテンプレートの設定を行います。

詳細情報:

顧客情報およびコンサルタント情報顧客情報およびコンサルタント情報

「Customer Info」タブで顧客の連絡先情報を指定し、「Consultant Info」タブで自社(コンサルタント)の連絡先情報を指定します。「Layout」項に移動し、この連絡先情報をレポートに表示するかどうかを選択します。連絡先情報は、PDF および DOCX 形式のレポートではカバーページに表示され、HTML および MHT 形式のレポートではヘッダセクションに表示されます。

カスタムサマリテキストカスタムサマリテキスト

「Summary」タブに移動して、レポートに最大 3 項のカスタムテキストを指定します。次に「Layout」タブに移動して、レポートに表示するサマリ項を選択します。この情報は、PDF および DOCX 形式のレポートではカバーページに表示され、HTML および MHT 形式のレポートではヘッダセクションに表示されます。

脆弱性サマリ脆弱性サマリ

「Vulnerability Summary」で「Text Summary」オプションを選択すると、ステータス別の脆弱性の合計、重大度別の脆弱性の合計、検出された上位 5 件の脆弱性カテゴリといった統計情報がレポートに表示されます。

レポートフィルタレポートフィルタ

レポートに、検出されたすべての脆弱性を含める(「Complete」)か、特定の脆弱性のみを含める(「Custom」)かを選択できます。脆弱性のカスタムリストでは、1 つ以上の検索リストをテンプレートに追加します。例えば、レポート対象とする重大度を含む検索リストや、特定の QID を含む検索リストを追加します。QID、タイプ、ステータス、またはカテゴリによって脆弱性を除外したり、ホストのオペレーティングシステムに基づいてホストを除外することもできます。

カスタムフッタについてカスタムフッタについて

重要事項の説明やデータの分類(例: 公開、社外秘)などの情報を必要に応じて追加できる場所です。入力した情報は、XML および CSV 形式のレポートを除いて、このテンプレートから生成されたすべてのレポートに表示されます。

その他の参照項目については、「レポート - 基本事項」を参照してください。

 

設定済みのレポートテンプレートを使用して、新しいレポートを作成します。「Reports」->「Templates」を選択して、リスト内のテンプレートを選択し、メニューから「Run」を選択します。「Reports」->「Reports」->「New」を選択する方法もあります。

テンプレートを使用したクライアントレポートの開始テンプレートを使用したクライアントレポートの開始

設定済みのレポートテンプレートを使用して、新しいレポートを作成します。「Reports」->「Reports」->「New」->「Consultant Report」を選択し、ドロップダウンから必要なクライアントを選択します。詳細情報