レポート共有について

サブスクリプションで Report Share 機能が有効になっていると、レポートに対するアクセス権がないユーザでもレポートを利用できるようになります。完了した 1 つのレポートを共有する(「Reports」->「Reports」を選択)ことも、特定のスキャンレポートテンプレートまたはパッチレポートテンプレートから生成されたすべてのレポートを共有する(「Reports」->「Templates」を選択)こともできます。

「Reports」タブからレポートを共有する方法

「Reports」->「Reports」を選択します。完了した目的のレポートを特定して、「Quick Actions」メニューから「Info」を選択します。「User Access」項で、「Add」ボタンをクリックしてユーザをアクセスリストに追加します。ユーザを追加したら「Apply」をクリックします。アクセスリスト内のユーザは、「Reports」タブでレポートを表示できるようになります。

レポートテンプレートからレポートを共有する方法

「Reports」->「Templates」を選択します。目的のスキャンレポートテンプレート、パッチレポートテンプレート、またはポリシーレポートおよびスコアカードレポートテンプレートを特定して、「Quick Actions」メニューから「Edit」を選択します。「User Access」項で、「Add」ボタンをクリックしてユーザをアクセスリストに追加します。「Save」をクリックして変更内容をテンプレートに保存します。アクセスリストに追加されたユーザは、このテンプレートから生成されたすべてのレポートを表示できます。ユーザは「Reports」タブで完了したレポートを表示できます。

マネージャ、ユニットマネージャ、および監査者は、完成したレポートのアクセスリストからユーザを削除することにより、テンプレート内のアクセスリストに追加したユーザのビューからレポートを取り消すことができます。

レポートを共有するパーミッションを持つユーザ

このパーミッションを持っているのは、マネージャ、ユニットマネージャ、監査者です。

ユーザが使用できるレポート

ユーザが使用できるレポートについて説明します。

- マネージャは、すべてのレポートにアクセスできます。

- ユニットマネージャは、自分のビジネスユニット内のユーザによって作成されたすべてのレポートにアクセスできます。

- 監査者は、すべてのコンプライアンスレポートにアクセスできます。

- スキャナとリーダは、自分のレポートにのみアクセスできます。

ユーザに対して利用を許可できるレポートのタイプ

これは、ユーザロールによって異なります。

処理を行うユーザ

アクセス権の付与が可能なユーザ

アクセス権の付与が可能なレポートの種類

マネージャ

監査者、ユニットマネージャ、スキャナ、リーダ

サブスクリプションの任意のレポート

ユニットマネージャ

同じビジネスユニット内のスキャナまたはリーダ、監査者

ビジネスユニットのユーザが作成した任意のレポート

監査者

ユニットマネージャ、スキャナ、リーダ

コンプライアンススキャンデータに基づくコンプライアンスレポート

ユーザのアカウントにはない IP 上にあるレポートに対してアクセスを付与できますか

はい、レポートへのアクセス権限がこの方法でユーザに付与されると、ユーザはレポート内の IP がユーザのアカウントになくてもすべてのレポートの内容を参照できます。