Qualys プラットフォームが進化し、スケジュールレポート、アセットタグ付けなどの多くの重要な機能やサービスを提供できるようになりました。新しいプラットフォーム開発の一環として、大量のデータの正規化と索引付けに重点を置くことにより、使いやすい検索機能とレポート機能を実現しています。新しいデータ構造は、より有用なトレンド情報やダッシュボード情報の提供にも役立ちます。これらを実現するため、ログインしていないときでもユーザのスキャンデータを常時処理する、一連の新しいバックエンドサービスが導入されました。
Qualys は、適切な制御によりデータのプライバシーを確保し、ユーザのデータを極めて安全な状態に保つ、新しいデータセキュリティモデルを実装しました。10 年前に自社で開発したプロプライエタリな暗号化スキームから離れ、評価の高いベンダから最新の技術を導入しています。新しいモデルに含まれる高パフォーマンスなディスク暗号化モジュールは、データを常に暗号化した状態で保存します。Oracle の VPD(Virtual Private Database)テクノロジを使用するデータベース自体が、ユーザのデータが別のユーザに参照されないことを保証します。Oracle DB Audit Vault は、Qualys の DBA によるデータベースアクセスを厳重に管理します。また、監査ログおよびモニタ機能も提供します。セキュアなソフトウェア開発のライフサイクル、IPS/IDS、ファイアウォール、外部侵入テスト、SSAE 16 監査などの標準のセキュリティプラクティスに加えて、上記のすべてのテクノロジを導入することにより、最高水準の安全性を確保した状態でユーザのデータを処理します。
マネージャが「Users」->「Setup」->「Security」に移動して、この選択を行うことができます(Express Lite をご利用の場合、新しいデータセキュリティモデルは自動的に有効になっています)。