Oracle HTTP Server 認証の設定

Windows または Unix ホストで実行されている Oracle HTTP Server から認証を受け、コンプライアンススキャンを行うには、Oracle HTTP Server レコードを作成します。Windows ホストの場合、Windows 認証が必要であるため、サーバを実行しているホストの Windows レコードも必要になります。Unix ホストの場合、Unix 認証が必要であるため、サーバを実行しているホストの Unix レコードも必要になります。

このレコードタイプは、PC または SCA が有効なアカウントでのみ使用でき、コンプライアンススキャンのみがサポートされています。

サポートされるテクノロジ

レコードタイプによって VM および PC で承認されている、サポート対象の認証テクノロジとそのバージョンの最新リストについては、次の記事を参照してください。 

認証テクノロジのマトリックス

開始手順

- 「Scans」->「Authentication」を選択します。

- Oracle HTTP Server を実行している各ホストにレコードが既に定義されていることをチェックします。Windows ホストの場合は Windows レコードが必要であり、Unix ホストの場合は Unix レコードが必要です。

- 同じホスト(IP)に対して Oracle HTTP Server レコードを作成します。「New」->「Applications」->「Oracle HTTP Server」を選択します。

注記: ネットワークサポート機能が有効の場合、Windows/Unix レコードには Oracle HTTP Server レコードと同じネットワークを選択する必要があります。

ユーザパーミッションについてユーザパーミッションについて

マネージャは、認証レコードを追加できます。

ユニットマネージャに付与される必要があるパーミッション:
「Manage PC module / Manage SCA module」と「Create/edit authentication records/vaults」です。

Windows/Unix の設定

Oracle HTTP Server がインストールされているホームパスを指定する必要があります。次に、ドメインが設定されているフルディレクトリパス(Oracle HTTP Server 12c 以上で必須)、インスタンスが設定されているフルパス(Oracle HTTP Server 11g で必須)、認証するインスタンス名を入力します。インスタンス名を空白のままにすると、インスタンスが自動検出されます。

クイックリンク

ホスト認証を使用する理由