Sybase 認証の設定

Sybase Adaptive Server Enterprise(ASE)インスタンスの認証では、各 Sybase レコードによって、アカウントログイン資格情報、データベース情報、対象ホスト(IP)が識別されます。

サポートされるテクノロジ

レコードタイプによって VM および PC で承認されている、サポート対象の認証テクノロジとそのバージョンの最新リストについては、次の記事を参照してください。 

認証テクノロジのマトリックス

 

- 「Scans」->「Authentication」を選択します。

- データベースインスタンスを実行している各ホストにレコードが既に定義されていることをチェックします。

- データベースインスタンスに対して Sybase レコードを作成します。「New」->「Databases」->「Sybase」を選択します。

認証に使用される基本的なログイン資格情報(ユーザ名およびパスワード)を指定するか、サポートされているパスワード Vault からパスワードを取得します。

認証が行われるデータベース名と、データベースが実行されているポートを設定します。インストールディレクトリ名は、Unix ベースのホストの場合にのみ必要になります。

Sybase データベースインスタンスで、ログイン成功のために暗号化したパスワードが必要になる場合は、このオプションを有効にします。パスワードの暗号化が必要な状況でこのオプションを有効にしていない場合、認証は失敗します。

このオプションを有効にすると、それぞれのホストにある Sybase データベース名をすべて検索できます。そのため、データベース名ごとに Sybase レコードを個別で作成する必要がなくなりました。「Auto Discover Databases」を有効にしたレコードを 1 つ作成すれば、同じホスト上にある複数のデータベースでの認証が可能になります。レコードを作成する際に、データベース名を指定するか、または「Auto Discover」を選択する必要があります。使用できるのは、どちらか一方のみです。

認証対象のコンプライアンスホスト(IP)を選択します。

複数のサードパーティのパスワード Vault との統合がサポートされています。Vault システムを設定するには、「Scans」->「Authentication」->「Vaults」を選択します。次に、レコードで「Authentication Vault」を選択し、Vault 名を選択します。スキャン時には、レコードにあるアカウント名と Vault で見つかったパスワードを使用してホストへの認証が行われます。

レコードを編集する場合、ユニットマネージャにはパーミッションを持っているレコードの IP のみが表示されます。ユニットマネージャによってレコードの設定が変更されると、すべてのホストがそのユーザのビジネスユニットに所属しているかどうかにかかわらず、変更内容がレコードに定義されているすべてのホストに適用されます。レコードには、ユニットマネージャに表示されない IP が含まれている場合があります。

 

クイックリンク

ホスト認証を使用する理由

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