マップ結果について

完了したマップにはマップ結果レポートが表示され、そこにはマップ対象で検出されたデバイスが表示されます。

マップ結果を表示する方法

マップのグラフィカルビューを表示する方法

「Report Summary」項について

マップ結果を印刷する方法

「Results」リストについて

マップ結果をダウンロードする方法

結果にあるホストでアクションを実行する方法

マップ結果の保存期間


マップ結果を表示する方法

VM/VMDR」->「Scans」->「Maps」を選択して、完了したマップを指定し、「Quick Actions」で「View Report」を選択します。

「Report Summary」項について

この項には、マップタスクで指定された設定が表示されます。例えば、マップ対象に含まれるドメインとネットブロックが表示されます。IP/範囲のマップが生成された場合、「none」と角括弧で囲まれた IP が表示されます。使用されるオプションプロファイルと検出されたホストの合計も表示されます。

「Results」リストについて

この項には、マップ対象のドメインで検出されたホストのリストが表示されます。各ホストについて、IP アドレス、DNS および NetBIOS のホスト名、ホストで使用されているルータ、オペレーティングシステムが表示されます。

「A」、「S」、「L」、「N」カラムについて「A」、「S」、「L」、「N」カラムについて

「Approved (A)」 -ホストがドメインで承認されているかどうかが示されます。ホストが承認済みホストの一覧にある場合、このカラムに「A」と表示されます。ホストが承認済みホストの一覧にない場合、このカラムは空白です。ドメインアセットリストから、ドメインの承認されたホストを設定できます。詳細

「Scannable (S)」 -ホストがアカウントにあり、スキャン可能であるかどうかを示します。ホストがアカウントにある場合、このカラムに「S」が表示されます。ホストがアカウントにない場合、このカラムは空白です。

「Live (L)」 -検出時にホストが「稼動中」であったかどうかを表します。ホストが検出時に稼動中であった場合、このカラムに「L」が表示されます。ホストが検出時に稼動中でなかった場合、このカラムは空白です。

「Netblock (N)」 -ホストがドメインのネットブロックに含まれているかどうかを表します。ホストがドメインのネットブロックにある場合、このカラムに「N」が表示されます。ホストがドメインのネットブロックにない場合、このカラムは空白です。

ホストで稼動中のサービスのリストを表示する方法ホストで稼動中のサービスのリストを表示する方法

ホスト上で稼動中のサービスのリストを表示するには、ホストの横にある黒色の矢印をクリックします。検出された各サービスについて、そのサービスを識別するために使われた検出方法、およびそのサービスが実行されていたポートがリストされます(可能な場合)。

検出方法について検出方法について

次の検出方法があります。

「ICMP」 -マッピングサービスが、ホストから ICMP パケットを受信しました。

「TCP Port」 -マッピングサービスが、開いている TCP ポート <番号> を検出しました。

「UDP Port」 -マッピングサービスが、開いている UDP ポート <番号> を検出しました。

「DNS」 -マッピングサービスが、ドメイン内の名前をこのホストの IP アドレスに解決しました。

「Reverse DNS」 -マッピングサービスが、このホストの IP アドレスをドメイン内の名前に解決しました。

「DNS Zone Transfer」 -ゾーン転送によって検出されました。

「TCP RST」 -マッピングサービスが、このホストから TCP リセットパケットを受信しました。

「Traceroute」 -マッピングサービスが、traceroute によってこのホストを検出しました。

「Other Protocol or ICMP」 -マッピングサービスが、TCP、UDP、ICMP 以外のプロトコルの IP パケットをこのホストから受信しました。

「Other TCP Ports」 -マッピングサービスが、調査されたポートの一覧に送信元ポートがない TCP パケットを受信しました。

マップ結果にあるホストでアクションを実行する方法

マップ結果は、スキャン機能と緊密に統合されています。マップ結果のリストに表示されているホストで実行できるアクションがいくつかあります。例えば、ホストを直ちにスキャンしたり、新しく検出されたホストをアカウントに追加することができます。また、Unknown Device Report を作成することで悪質なデバイスの特定が可能になるマップ対象のドメインで承認済みのホストリストにホストを追加することも可能です。アクションの対象となる各ホストの隣にあるチェックボックスをオンにし、レポートの上部にある「Actions」ドロップダウンメニューからアクションを選択して、「Apply」をクリックします。

マップのグラフィカルビューを表示する方法

マップ結果の形式をグラフィックモードに変更するには、「View」->「Graphic Mode」を選択します。詳細

マップ結果を印刷する方法

レポートを印刷するには、「File」->「Print」を選択します。印刷したレポートはオンラインの場合と同じように表示され、展開された項は展開された状態で、折り畳まれた項は折り畳まれた状態で表示されます。印刷するレポートが大きすぎてページに収まらない場合は、次の方法を試してください。ブラウザ設定のページの左右の余白を狭くするか、横向きでレポートを印刷するか、または PDF 形式でレポートをダウンロードします。

マップ結果をダウンロードする方法

レポートをダウンロードするには、「File」->「Download」を選択します。PDF、XML、CSV など、いくつかの形式が選択できます。

マップ結果の保存期間

デフォルトでは、マップ結果はマップリストに 6 か月間保存された後、自動的に削除されます。「Scans」->「Setup」->「Storage」を選択すると、この設定を変更できます。