一部のコントロールでは、1 つ以上の固定値チェックボックスを選択して、コントロールの期待値を指定します。既知のエラー状態など、コントロールに対して返され得る値が、ポリシー内にチェックボックスとして表示されます。ユーザは、コントロールの評価に含める値を選択し、評価に含めない値をクリア(チェックを解除)するだけです。固定値チェックボックスは、バージョン 6.18 以降で使用できます。コントロールの変換は、今後順次行っていく予定です。
チェックボックスを選択して可能性のあるエラー状態をリストすることにより、1 つまたは複数のエラー状態が存在するかどうかに基づくコントロールの合格または不合格を簡単に判断できます。既知のエラー状態には、コントロールの評価に必要なレジストリキーが存在しない、設定が存在しない、ファイルが存在しない、レジストリキーのパスが存在しない、といったものがあります。「RegSubKey not found」、「RegTopKey not found」といった値が選択チェックボックスに表示されます。「RegSubKey not found」はコントロールの評価に必要な特定のレジストリキーが存在しないことを示します。「RegTopKey not found」はレジストリキーのパスが存在しないことを示します。これらの値の詳細については、「RegSubKey not found/RegTopKey not found」を参照してください。
固定値チェックボックスを含む新しいコントロールをポリシーに追加する場合は、デフォルトですべてのチェックボックスが選択されています。つまり、いずれかの値が返されればそのコントロールは合格します。評価に含めないチェックボックスはクリアします。
固定値チェックボックスに変換された 1 つまたは複数のコントロールを含む既存のポリシーを編集する場合は、変更されたポリシーのコントロールを確認するよう求められます。評価に含める値のみが選択されていることを確認し、ポリシーを保存して変更を受け入れます。注記: コントロールに以前に設定された期待値が「in」演算子を使用し、コロンで区切られた整数のリスト(4:314159265358979 など)を含む場合は、リストされた整数(4 および 314159265358979)に対応するチェックボックスのみがポリシーで選択されます。
この例では、コントロールに対して返され得るすべての値が固定値チェックボックスとして表示されます。エラー状態(「RegSubKey not found」、「RegTopKey not found」)も含まれます。このコントロールに対して返される実際値が「Disabled (4)」、「RegSubKey not found」、「RegTopKey not found」のいずれかに一致すると、このコントロールは合格します。表示表示
この例では、データポイント値に、固定値チェックボックスとユーザによってカスタマイズされた値の組み合わせが含まれます。このコントロールに対して返される実際値が「14 以上」かエラー状態「RegTopKey not found」が返された場合、このコントロールは合格します。表示表示