特殊データポイントステータスコード

コンプライアンスチェックに関するステータス情報を示すために、データポイントとも呼ばれる 2 つの特殊コードが使用されます。このコードは、ネットワーク環境では発生しない、一意性の高い数字です。こういったコードの一意性により、誤検出の発生を防止します。ステータスコードは、コントロールが使用しているテクノロジに基づいて、微妙に異なる結果を示します。(これらの特殊データポイントステータスコードは、用意されているコントロールにのみ適用され、ユーザ定義コントロールには適用されません)。

これらのステータスコードは、さまざまなデータポイントチェックの期待値としてコンプライアンスポリシーに表示されます。ステータスコードは、コンプライアンスレポートにも表示される場合があります。ただし、今後、レポートにはステータスコードが表示されなくなる傾向にあります。可能な場合、ステータスコードは「File not found」や「Setting not found」などのより意味のあるテキスト文字列に変換されます。  

PI および黄金比

2 つのデータポイントステータスコード:

314159265358979(PI の最初の 15 桁)

161803399999999(「黄金比」の最初の 15 桁)

レポートには、ステータスコード、変換されたテキスト文字列、またはその両方の組み合わせが表示されます。レポートに PI ステータスコード(314159265358979)が表示される場合は、ファイルが存在しないか、またはレジストリキーのパスが存在しないことを示している可能性があります。レポートに黄金比のステータスコード(161803399999999)が表示される場合は、設定が存在しないか、またはコントロールの評価に必要なレジストリキーが存在しないことを示している可能性があります。各ステータスコードの正確な意味は、特定のデータポイントチェックおよびテクノロジによって異なります。

RegSubKey not found/RegTopKey not found

コンプライアンスポリシーやコンプライアンスレポートを表示した場合に、「RegSubKey not found」や「RegTopKey not found」という値が示されることがあります。「RegSubKey not found」はコントロールの評価に必要な特定のレジストリキーが存在しないことを示します。「RegTopKey not found」はレジストリキーのパスが存在しないことを示します。詳細については、「RegSubKey not found/RegTopKey not found」を参照してください。