Dissolvable Agent について

Dissolvable Agent(エージェント)は、特定のスキャン機能で必要になります。

- マネージャは、「Scans」->「Setup」->「Dissolvable Agent」を選択し、「Accept」をクリックすることで、サブスクリプションのエージェントを承認する必要があります。

- 承認されると、スキャンパーミッションを持つユーザは、オプションプロファイルの「Enable the Dissolvable Agent」を選択して(「Scans」->「Option Profiles」)、各自のスキャンで Dissolvable Agent を有効にできます。

エージェントが必要になるスキャン機能

脆弱性スキャン -Windows 共有の列挙

コンプライアンススキャン -Windows 共有の列挙 | パスワード監査 | Windows Vista、7、および 2008 の詳細なセキュリティ監査

エージェントは、「File Integrity Check」、「Directory Integrity Check」、「Directory Search」、「Registry Key Existence」、「Registry Value Existence」、「Registry Value Content Check」、「Registry Permission」コントロールなどの特定の Windows ユーザ定義コントロールで必要です。

エージェントの動作の概要

スキャン時に、データ収集のためにエージェントが Windows デバイスにインストールされ、スキャンが完了すると、対象システムからエージェントが完全に削除されます。ホストでのスキャンが完了すると、エージェントのすべてのトレースは一時ディレクトリも含めて自動的に削除されます。

エージェントがインストールされる場所

エージェントは、コンピュータの OS 設定および CPU に応じて、次のいずれかのディレクトリに一時的に格納されます。

32 ビット版 Windows(x86 CPU)または 64 ビット版 Windows(IA64 CPU(Itanium)):
%windir%\System32\Qualys

64 ビット版 Windows(AMD CPU):
%windir%\SysWOW64\Qualys

安全なデータ送信について

エージェントが収集した情報は、暗号化されたセキュアプロトコルを使用して安全に Scanner Appliance に送信されます。情報は暗号化されて一貫性が保持され、情報を処理するときのメモリ内を除き Scanner Appliance には保存されません。不要となった情報はただちに安全な方法で破棄されます。