SCAP コンプライアンススキャンの開始

システムで SCAP コンプライアンスのスキャンを開始します。

 

ここで、スキャン対象のホストと、使用するオプションを決める方法について考えてみましょう。これらを決めるための近道は、基本的な考え方を振り返ってみることです。

スキャン - 基本事項

 

ホストの SCAP コンプライアンスを評価するためには、SCAP ポリシーが必要です。テストの基準となるポリシーは、SCAP スキャンを開始するたびに選択します。現時点で 1 つ以上のポリシーを追加しておくことをお勧めします。

ポリシーを追加するには、ライブラリからインポートするか、または独自に作成します。「Policies」->「New」を選択してください。詳細

 

スキャンを開始する方法は簡単です。「Scans」->「SCAP Scans」->「New」->「Scan」(または「Schedule Scan」)を選択して、次を指定します。

1)スキャンする IP

2)使用するスキャンオプション

3)テスト基準となる SCAP ポリシー

4)このジョブに適した Scanner Appliance(SCAP スキャンが有効化されていることを確認)

コンプライアンスオプションプロファイルは、コンプライアンススキャンに使用される一連のスキャン設定です。初回は、「Initial PC Options」プロファイルを選択して使用することをお勧めします。独自のプロファイルを作成すると、設定を微調整できます。

 

スキャンが完了したことを確認する方法: スキャンステータスに「Finished」と表示されていれば、スキャンは完了しています。この時点で、「Quick Actions」メニューから「View」を選択すると、結果の全体を HTML レポートで表示できます。通知を有効にしている場合は、E メールが届きます。

レポートを実行できる時期: スキャン結果はアカウントでマージ(処理)されます。緑色で塗りつぶされた円 「Scan Finished, Results Processed」アイコン は、結果が処理されたことを示します。最新のスキャン検出内容に基づいてレポートを作成する準備は、この時点で整ったことになります。

スキャン結果について

ホストが認証に成功したか失敗したかに関する情報は、スキャン結果の「Report Summary」と「Appendix」に表示されます。認証レポートも実行できます。詳細

スキャンカレンダとの同期の維持

スキャンカレンダにはいつでも、どこからでもアクセスできます。詳細

クイックリンク

スキャンの管理

ホスト認証の設定

スキャンの設定

SCAP ポリシー

リソース

Best Practices for Scanning

ヒント: 1 ステップでホストをすべてのスキャンから除外することができます。「Scans」->「Setup」でホストの IP をグローバル除外リストに追加します。