コントロール値

次に、コンプライアンスポリシーで指定でき、コンプライアンスポリシーレポートの詳細結果の項に表示されるコントロール値のタイプを示します。

固定値チェックボックス

1 つ以上の固定値チェックボックスを選択することで指定するコントロール値もあります。ユーザはコントロールに対して、評価に含める値を選択し、評価に含めない値をクリア(チェックを解除)するだけです。

固定値チェックボックス

整数

一部のコントロール値は、整数または自然数で指定されます。整数データタイプにデフォルト値を指定する場合、カージナリティと演算子のいくつかのオプションを使用できます。選択したカージナリティおよび演算子オプションによって、期待値と実際値の比較方法が決まります。

整数

正規表現/文字列

一部のコントロール値は、正規表現、または文字列値と正規表現のリストとして指定する必要があります。PCRE(Perl Compatible Regular Expressions)標準に準拠した PCRE が実装されています。

正規表現/文字列

正規表現の記号

Windows パーミッション

一部のコントロールは、Windows ファイル、フォルダ、またはレジストリキーで、さまざまなユーザグループおよび個人ユーザに設定されたパーミッションを識別します。空きスペースを最大化するため、各パーミッションに文字(A、B、C、D など)が割り当てられ、パーミッションのフルネームの代わりにその文字が使用されます。このタイプのコントロールにデフォルト値を指定する場合、同じマッピングを使用する必要があります。

レジストリパーミッション(Windows)

ファイル/ディレクトリパーミッション(Windows)

Unix パーミッション

一部の Unix コントロールでは、Unix ファイルまたはディレクトリに設定されたパーミッションが識別されます。単一の文字列リテラルとパーミッション情報が、次の形式で返されます。この形式では、各要素がコロン(:)で区切られています。

OWNER:GROUP:PERMISSIONS:ABSOLUTEPATH

ファイル/ディレクトリパーミッション(Unix)

特殊データポイントステータスコード

コンプライアンスチェックに関するステータス情報を示すために、データポイントとも呼ばれる 2 つの特殊コードが使用されます。これらのステータスコードは、ポリシーと結果に表示されます。「RegTopKey not found」および「RegSubKey not found」の値がコンプライアンスレポートに表示される場合があります。これらの値は、レジストリキーまたはレジストリキーへのパスが見つからないことを示します。  

特殊データポイントステータスコード